ラフィアを編む② ラフィア編(前編) [スタッフ/山脇]
こんにちは、スタッフの山脇です。
さて、早速ですが本日も編み物のお話です!
前回のブログはこちらから・・・
今回はいよいよ、ラフィアを編むことに挑戦です。
最初の課題は、5枚の花弁の小さなお花
スルシィでは百貨店さんやイベントなどでワークショップをさせていただくことがあるのですが、
そのときに皆さんに作っていただくのがこのお花なんです♪
ワークショップでは、ピンを付けてブローチか、鎖編みのわっかを付けて指輪に仕上げます
こんな感じで、編み方があります⇓
(もちろんワークショップではスタッフが丁寧にご説明しますので、
編み方を見て分からなくても大丈夫!)
そんなわけで、今回も里美さん(代表・関谷)直々にご指導のもと、
ラフィア編みに挑戦です
今回は、ラフィアを2本どりで編んでいくことに!
ちなみにスルシィのバッグは、3本どりで編んでいるんですよ
天然素材であるラフィアは、「糸」といっても
木の幹の部分を、人が手作業で糸状になるまで細く裂いて作られたもの。
だからどうしても、部分部分で細かったり太かったりの差がでてしまうんです。
そこで一度に3本一緒に編んでいくことで、その太さの差を少なくし、またバッグにしても十分な丈夫さを出すことができます。
今回は小さなお花なので、2本どりでOK!
↑この2本を一緒に(1本と思って)編んでいきます!
実際ラフィアを編んでみて、毛糸と比較してなにが難しかったかというと、、?
<ラフィア編みの難しいポイント>
①糸がまっすぐではなく縮れているので絡まりやすく、編みにくい
②2本一緒に編むので、気を抜くと1本がかぎ針から抜けてしまったりゆるんでしまったりしがち
③糸が繊維質なので、縦に割れてきてしまうことがある
↑糸が途中で2本に割れているのが分かるでしょうか?すごく簡単に割れてしまうんです
④糸には1~2mごとに結びこぶがある
そもそも木の幹の繊維なので、1~2mくらいにしかなりませんよね。それを一本一本結んで繋いで糸にしているんです!糸の生産者さんたちの、本当に根気のいる作業の賜物!
⑤太さのある部分は結構硬いので、気を付けないと角ばって折れてしまう
⑥失敗してほどくを繰り返すと、どんどん糸がちりちりぼそぼそに・・・
ぱっと思いつくものだけでこんなに・・・!
そんなわけで、編み物初心者にとってラフィアは、一筋縄ではいかない難しさがあります。
でもだからこそ、なんだかチャレンジしてみたくなりませんか?
私も、こんなところで諦めるわけにはいかない!ということでなんども挑戦しました!
そして、出来上がったのがこちら
いかがでしょうか?
まだまだ未熟ですが、一応お花になったのではないかと思います!
この後もたくさん練習したので、手元にはたくさんのお花が・・・!
次回のブログでは、このお花たちを使って、とあるものを作っていきたいと思います
2021-04-01 20:30
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0