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首に掛けているのは…

手編みのバッグは、字のごとく手で編んでいるので、どうしても個体差が
出てしまいます。

きつめに編む人、ゆるめに編む人。

まして、ラフィア糸の幅は一定ではなく太さがまちまち。

そこで活躍するのは、首から掛けているメジャーです。

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首にメジャーを掛けて

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しっかり計って編み始めます

要所要所でメジャーで計って出来上がり寸法と違わないように仕上げる
ことが重要で、口を酸っぱくしてサイズ重視を言っています。

が、中には、えっ、ちょっと大きい(またはちょっと小さい)んじゃない?
なんで、QCを通過したかな、というのも時に送られてきます。

そういうバッグは、百貨店のpop-up storeで販売し、お客様に納得して
買っていただいてます。

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出来上がりの寸法を計るEm-em

ちゃんと寸法が出ていて初めてOKになります。

メジャーは編み子さんたちの必需品の一つです。

テラスはラフィアの海!

このところ、現地セブは暑くて湿気もすごいらしい。

倉庫のラフィアも湿っぽいとのことで、工房のテラスで何と!ラフィア干し!

これは言葉での説明より画像を見てもらった方が早いと思います。

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Em-em、ラフィアの海でポーズ!

 raffia dry with Em and Elisa.jpg
Em-emとElisa、暑そうですねー!

ラフィアもこうやって太陽を浴び、しっかり乾燥したら、来週は編み子さん
たちの手でバッグになります。

スタディツアー

今夏もまた日本から高校生が工房にやってきました!

この高校生たちは、去年も来てくださった同じ高校の生徒さんたち。
昨年行ってよかったから、ちゃんと得るものがあったから、またスルシィの
工房を選んでくださったのだ、と思うと嬉しいです。

椰子の木の一種・ブリの木からどのようにラフィア糸が作られるのか、
編み子さんちの家庭訪問をして現状を知り、ワークショップでは小さな小物
を実際にラフィアで編み、そして編み子さんに聞きたいことを質問する。

短い時間ですが、編み子さんたちと交流し、文化の違いを知り、自分にできる
こと、やりたいことを考える糸口をつかんでくれたら、そしてあの時、スルシィの
工房を訪ねたことがきっかけだった、なんて後から思ってくれたら嬉しいですが、

まずは、スルシィの編み子さんたちと楽しい時を過ごしてもらうのが1番!


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編み子さんちの家庭訪問。  聞きたいこともたくさん!


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ラフィアができるまでを真剣に聞いています!
先生役はLucil、助手はEm-em.


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かぎ針でラフィアの小物作り。 これも真剣です!


帰るときには、みなさんとてもいい顔をして帰ります。
最後の記念撮影は、みな笑顔!笑顔!だもの。


テレビ放映

昨日、日本テレビ系、夕方のニュース、情報番組「news every.」で
スルシィが放映されました。

3月末から4月初めにかけて3日3晩テレビクルーと行動を共にし
本当にたくさん撮っていただきました!

テレビ放映されない画像も(初めて編み物のトレーニングをした
小学校やその当時お世話になった方々のインタビュー、刑務所、
山に
住んでいる編み子さんたちなど)たくさんあったものの(そりゃそう
ですよね、カットされた映像の方が多いのですから)、

みなさんがおっしゃって下さっているように、スルシィが現地でやって
いること、編み子さんがスルシィで働くようになってどう変わったか、
を限られた時間内にとても上手にまとめてくださいました。

放映後、友達や知り合いの方たちからたくさんのメッセージを
いただき
ました。ありがとうございます。

みなさんに、感動した、感激してウルウル泣きそう、素晴らしい活動、
尊敬します、などなど、今まで言われたことがないことを言われて
戸惑っています。

落ち込んだ時に、みなさんからのメッセージを読み返し、その言葉を
励みに頑張っていこうと思います。

そして、一番がんばっているのは、編み子さんたち。
彼女たちの頑張りがなかったら、スルシィは成り立たないので、
彼女たちに、まずはありがとう!です。

編み子さんたちに日テレのサイトにアップされたURLを教えました。
日本語なので何を言っているのか分からないけど、画像は楽しめたし
何となく言っていることは想像がつくとのこと。

今度セブへ行く時に録画したDVDを持って行くので、説明するね

みんなで上映会しましょ!


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始まり始まり!

工房の看板 - 2

木製の看板だと風雨とぎらぎら太陽に耐えられず、またダメになってしまう
のは明らか…。

考えたあげく予算を奮発し、内照式の電飾看板にすることに。

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看板屋さんが出来上がった看板を持ってきました。 取り付け開始!

看板をより目立たせるように、今までのより高めのポール看板です。

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すーっと道路脇に立つポール看板。視認性が高いので、これなら遠くから
でも確認ができ、車で通りすぎることもないと思います。

    sign 2.jpg
昼夜を問わず、スルシィをアピール(笑)。
特に夜はその存在感がよりアップされそうです。

基礎もしっかり作ってもらったので、今度の看板は大丈夫、
ずっとよろしくね。

オスロブへ行かれる方、カルカル市に入ったら進行方向の右側に

(perelos bridge・ペレロス橋の手前)この看板が目印の工房があります。
気が向いたらお立ち寄りください。

工房の看板 - 1

セブの工房は、セブ島の中心地・セブシティから幹線道路をバスで約1時間半
南下したカルカル市にあります。

そのままずーっと南下すると最南端に、シュノーケリングでジンベイザメと
戯れることができる「オスロブ」という街があり、オスロブに行く人は必ず
スルシィの工房前を通ります。(工房は道路からほんのちょっと入ってますが)

大体の人は、マクタンやシティのホテルを朝早く4時とかに発つので、みなさん
バスの中で寝ているらしいです。帰りは疲れてバスの中でまたもやスヤスヤ。
なので、誰もスルシィの看板に気を留める方はいないようです。

でも、最近は日本からスタディツアーで高校生や大学生が工房に来てくださる
ようになり、周りに何のランドマークもないためやはりドライバーの方にも工房
が分かるように看板は必要と、

昨年(2016年)の1月に、Lucilの息子さんたちと一緒に看板を手作りし、
おなじみの白地に赤のロゴマーク入りの看板を道路脇に立てました!


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雨除けにラッカーも塗り、根元から折れないようにLucilのお父さんにコンクリート
を流し込んでもらい、みんなで「いいのが出来たねー!」と満足したのもつかの間、

セブはやっぱり暑い国!
看板にギンギラ太陽が当たり、ラッカーが溶け出して真っ白だった看板が茶色に
変色…。

汚い看板になってしまい、どうしたもんかと…。
作り直しても、また変色してしまうだろうし…。

そのままになっていた看板が、嵐でついに根元から折れてしまったのです!

       old sign.jpg

あぁ…!


(つづく)

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