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スルシィファッションショー・開催当日編 - 6

2時間ちょっとのファッションショーが終わったのは夜10時半すぎ。
それでも、すぐ帰る人はなく、みなさん笑顔で余韻に浸ってました!


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ファッションショーに参加した編み子さんたちと

ほとんどの編み子さんのご主人、お子さんもいらしていたので、
ショーが終わった後、ご挨拶をさせていただきました。

ご主人からは、「うちの奥さんを誇りに思う」、小さなお子さんからは
「ママはきれいでカッコよかった」と皆さん口を揃えて言って下さった
ので、ファッションショー開催意義の一つ目は達成できたと思う。


二つ目は、みんなに楽しんでもらえたこと。
雨が降っていたにも係わらず、300人近い人たちがいらして下さり、
たくさんの観客で埋め尽くされた市の体育館。ショーが終わってから、
ショーに参加した高校生のお母さんから、「貴重な体験をさせていただ
いてありがとうございます。がんばってください!」と何人もの方から
言われました。

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ショーのスタッフ(MC、メークアップアーティスト、音響、照明)さんたちと


そして、三つ目。
お世話になった方やお世話になっている方に編み子さんが頑張っている姿、
成長した姿を見せられたかな、と思います。ショーを見に来ていた方で
スルシィで働きたいと思った方や村長さんからもうちの村でもトレーニングを
して欲しい、との要望もあったようです。


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ファッションショーに参加してくれた高校生たちと

そして、そして、何と言っても編み子さんが自信に満ち溢れていて、みんな
やり切ったという満足の笑顔。そして、スルシィで働いていることを誇りに思う、
と口々に言ってくれたこと。こういう言葉を聞くと今までの苦労も吹っ飛びます!


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最後に全員で

次の日、工房に来た編み子さんたちは、あーだった、こーだった、とみんな
興奮冷めやらぬファッションショーの話題で持ちきり。


みんなに満足してもらえ、楽しいファッションショーでよかった、と嬉しくなる。

誰も知っている人もいない、日本人もいない、セブのカルカル市に工房を
構えて、約6年。考えてみたら、知り合いも増え、まるで遠い親戚がセブに
たくさんできたような感じです。


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現地スタッフのLucil、 Em-em、 Elisa、ガウンを着て、一段と頼もしい3人
Kiyaもラフィアの編みぐるみを抱えてランウエーを歩きました。

私も観客の一人として、十分楽しませてもらいました。
ありがとう!


さぁて、来年の第二回スルシィ・ファッションショー。
反省点も踏まえ、来年はもっと素敵なショーをたくさんの方たちに見て
いただき、ゆくゆくは春の風物詩としてカルカルの街に定着させたい、
と思っています。

* 私の手元にファッションショーに参加した編み子さん全員の写真が
なく残念なのですが、近々動画もアップ予定です。
そちらもご覧ください。



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