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Litaのこと

編み子さんの一人、Lita(リタ)。

バッグ作りも丁寧で覚えも早く、OEMのサンプル作りを任せてもこちらの
意図することを的確に判断し作ってくれる、いなくてはならない頼もしい
編み子さんです。

そんなLitaのご主人が、4月にバイクを運転中に心臓発作を起こし、
亡くなってしまったのです…。

残されたのはLitaと18才の大学生の長男を頭に4人の子どもたち。

スルシィの編み子さんは、お金に余裕がある人は一人もなく、まして日本の
ように何かあったときの為に生命保険を掛けているという人もおりません。

まず、スルシィに出来ることは何かを考え、

私の小中学校の幼なじみが編み子さんの子どもの奨学生のスポンサーに
なってくれていて、この春までLucilの娘のKorrainを支援していたのですが、
ちょうど獣医学部を卒業しめでたくドクター試験にもパス。

次は、誰を選び支援するかを現地スタッフと相談していたところだったので、
迷わすLitaの息子さんを奨学生に決めました。

スルシィではLitaに、主に時間がより掛かるサンプル作りの仕事をやって
もらい、それも家で制作するのではなく工房で制作し時給で支払いをする
ように配慮。

Lita曰く、もしスルシィで働いてなかったらと考えるとぞっとする。こうして
仕事があり、楽しく制作できるのが本当に有り難い、と。

スルシィの給料だけでは、子ども4人抱えて本当に大変だと思うけれど、
周りの編み子さんも何かLitaに困ったことがあればきっと出来る範囲で
力になってくれると思っています。

16才の長女は優秀で、学年で1クラスある サイエンスクラスというのに
入っているそうです。(頭がいい 生徒のクラスだそうで、学年で1クラス)

スルシィはそっと寄り添って、Litaの子どもたちの成長も見守っていきたいと
思っています。

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前列左から2番目の白TがLita

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