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ファッションショー - 2

どんなファッションショーにしたいか、どうショーを進めていくか、
ライトは?音楽は?予算は?などなど、素人の私では右も左も、
まして異国の地、ここはやはりプロの方たちにお任せした方が
間違いないということで、

プロのエージェントにお願いし、私の滞在中に打ち合わせを
することに。

打ち合わせ場所の工房に来たのは、みなさん仕事を終え約束の
夜7時半。何と全員がゲイのお兄さんたち。

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リーダーのKinKin(キンキン、ピンクのタンクトップに短パン)が
テキパキと話を進めていく。英語ペラペラ。

音楽はディスコミュージックはよしてね、上品にね、VIPは誰と
誰を呼ぶか、フィンガーフードは何にするか、洋服は?モデルは
いらないんじゃない?進行は?などなど、ディスカッションする。

motorcade(車のちんどん屋さん?ファッションショー当日、何台
かの車が、今日どこどこで何時からファッションショーがあるので、
来てください、と宣伝しながら街を走る)、ランウエーの歩き方の
レッスン、メイクの練習など、予算が膨らんでいく…。

やるからには、編み子さんたちにもプライドを持って楽しんでやって
欲しいし、見に来てくれる人たちを感動させたいし、来てよかったと
思って欲しいし、なんて考えながら事を進めていたら、何だか、だいぶ
大がかりなファッションショーになってしまいそう!

市長さん(たぶんお忙しい方なので無理かな、でも奥様にはいらして
欲しい)や村長さんもお呼びするので、スルシィをアピールするいい
機会かも、と思っています。

またどこかの村長さんから、うちの村に来て編み物のトレーニングを
して、などのリクエストがあるかもしれないし、ショーを見に来た人が
スルシィで働きたい、と思ってくれるかもしれません。


私もショーの最初にビサヤ語での挨拶と、そのあと英語での簡単な
スピーチが。

Lucilにちょっとビサヤ語で言ってみて、とお願いして耳を澄ます。
「えっ、もう一度、えっ、覚えられない、発音難しい!」と言ったら、
あと一か月もあるでしょ、練習しなさい!と言われてしまいました。
(KinKinが助け舟、暗記せず紙見て言ってもいいよ、と。
でも、カンペ見ながら言うのは美しくないもの…)


毎年続けていくうちに、スルシィのファッションショーを楽しみに
待っている人が増え、そして、春の風物詩になるように!

たくさんの人の力を借りてやるのだから、成功させないと!

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Lucilとスルシィ・ファッションショーの応援隊(?)でもある5人衆。
choreographer(振付師)でもある彼ら、左から2番目のEyadのみ
高校の先生。

踊って見せて~と言ったら快く踊ってくれるし、写真をFBとブログに
アップしてもいい?って聞いたら、答えは「of course!」

いいね、この乗り!


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